キング

キング

誕生日1996年6月1日生まれ
毛色ブラウン・タビー・ホワイト
アイカラーゴールド

キングのアルバム 1999/10/16

キングのアルバム 1999/10/02

キングのアルバム 1999/06/26

キングのアルバム 1999/02/28

キングのアルバム 1999/02/27

キングのアルバム 1999/02/24

キングのアルバム 1998/06/21

お勉強と不安 1997/1/1

それまで猫を飼ったことが無かった私は、猫の生態については全くの無知でした。キングにとって心地よい住環境をつくるため「猫の本」を読みあさりました。

「マンションで飼う場合の注意 – 室内飼いの場合には、鳴き声が近所迷惑になるかもしれません。あらかじめ、隣室の人に猫を飼う旨伝えておきましょう」
ゲーッ! ヤバイ。そんなことできるわけないじゃない! だって、マンションの規約がぁ…。

でもね、私の目に狂いはなかったんですよ。なにがしかの要求が無い限り、キングは鳴きません。
例え鳴いたとしても、本当に繊細な声で、フニャァと一言だけ。定期的に爪切りをしていたからかもしれませんけど、壁も家具もガリガリやらないんです。

ほーらね。キングは普通のニャンコとは違うのよ。

愛溢れる日々 1996/12/31

キングが新居に慣れるまでには、3日くらいだったでしょうか。自分の身体が入るところは、すみからすみまでニオイを確認してまわっていました。場所の確認が終わると、次は同居生物。私の背後から忍び寄り、クンクン。それでもまだ、私と目があった瞬間にパッっと走り去ってしまうんですけど。

1週間目くらいから、キングは私のふとんに入ってくるようになりました。この日以降、「大いなる誤解の上に立脚した」愛に満ち溢れた生活が始まったのです。

子供の頃のキングはとても早起き。毎朝6時になると、私の髪の毛を引っ張って起こしてくれます。それは、まさに「生きる目覚し時計」。キングと暮らし始めてからというもの、遅刻はなくなり、その上、モーニング・コーヒーも余裕で楽しめるようになりました。
残業あけの日は辛かったですけど…。

ペット不可だけど 1996/12/15

当時住んでいたのは、1LDKの賃貸マンション。「ペット不可」と規約には明記してありました。
が、最上階に住んでいたマンションのオーナーが猫を2匹も飼っていて、その子たちはマンション中を自由に闊歩していたんです。

2匹とも賢い猫で、オートロックやエレベーターもへっちゃらなんです。人が来るのを待ち構え て一緒に出たり入ったりするんです。

まあ、そんな状況でしたから、隣室の人たちに迷惑がかからなければいいかなぁ、なんて軽い気持ちでキングを連れ帰ったのでした。

部屋に着きキャリーバッグを開けるや否や、キングは(といっても、当時は名無しのゴンベイ君でしたが…)脱兎のごとく部屋中を走り回りました。私が近づいても、一定の距離を保って こちらを見るばかり。

あたしはこんなにあなたを愛しているのよーん。
しょうがないわ。時間をかけて愛情を伝えていくしかない…。
けなげな女心って、こういうことなのかしら。

なれそめ 1996/12/1

いやぁ、あっちゃったんですよ。
何がって?
目が…。

いわゆる、一目惚れってやつです。

とある本に、「人間と猫の絆は、大いなる誤解の上に立脚している」って書いてありましたけど、実際にその顔をじーっと見つめていると見えてくるんです。猫の表情が。決して、誤解なのではないんです。
キングと初めて会ったのは、彼が生後6ヶ月の時。人間にすると小学校低学年くらい。まだまだ、遊び盛りの時期です。
ねぇ、ケージから出してよ。君の家に連れてってよ。って、キングの視線が訴えていました。
その時、決心したんです。あたしの一生、君に捧げるわ…。
その後の生活がどうなるかなんて、考えることすらできませんでした。

キング / キングの第一夫人 メイミイ / キングの第二夫人 ギズモ / キングとメイミイの赤ちゃん / プリンセス・ジェイド / ジェイドの東の守護神 青龍 / ジェイドの西の守護神 白虎 / ジェイドの南の守護神 朱雀 / ジェイドの北の守護神 玄武 / キングの第三夫人 ブラック・ローズ